2011年03月12日

大富豪

 遊びから学ぶことは多い。トランプに「大富豪」というゲームがある。配られた手持ちのカードを順番に場に出して早く手札を無くすことを競うゲームである。ご存じのようにジョーカーが最強で2,1,K,Q,J,10,.....3 の順に弱くなる。配られたカードが運良く2,1,K,Q,J ばかりであれば楽勝だ。何も考えずにどんどんカードを出していけばよい。しかし最初に弱いカードを抱えている場合は、そのカードをしかるべき時に出さなければ勝つことができない。また弱いカードばかりの時は、数少ないチャンスを逃さず、ここぞというときにカードを出していかなければ決して勝つことはできない。
 資金や人材が豊富な大企業に対し限られた資源の中小企業が戦うのは、大富豪でいえば強いカードを持ったプレーヤーに対し弱いカードを持ったプレーヤーが戦うのと同じだ。持っているカードが「ブタ」ばかりだと嘆いていても始まらない。今あるカードを組み合わせて、タイミングを見計らい勝機を掴めるように、知恵を絞らなくてはならない。と格好良く書いてみたが、その知恵もないので七転八倒している毎日。


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Posted by ジパング at 06:26 │経営