2011年02月04日

タイ語表現11

 タイ語の基礎を学び日常生活を問題なく過ごせるようになると、タイ語能力が伸び悩む時期が来る。そんな時にお勧めなのはタイのポップスを聞き、そこで使われている表現を学ぶことだ。私自身はタイポップスが好きだったので、毎日のように聞いていた。ポップスの内容はどこの国も同じで恋愛に関することが多い。その表現は詩的で美しい。恥ずかしさで実際に使うには躊躇するほどに。タイ人がタイ人の異性に使ったら、「何きざったらしい。」と思われるだろう。女性が強くなった今の日本で日本人女性に同じ内容のことを言ったら、殴られること間違いなし。それでも覚えると使いたくなるのが人の心情。外人の強みで機会があれば、使っていた。でも詩的できれいな表現を言われ、気を悪くするタイ人女性はいなかったような気がする。皆さんもポップスによるタイ語の勉強お試しあれ。  


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2011年01月13日

タイ語表現10

「チョークディー」は「Good luck」という意味。この言葉には特別な感慨がある。タイ農村部の生活に興味があり、北部・東北部の農村を何度も旅した。村人の多くは一見の異邦人を気さくに受け入れてくれた。田舎の生活は暇なのか、どこからともなく多くの村人が集まってくる。そして「どこから来たんや?」「日本は技術が発達していると聞くけど、日本の生活はどうなんだい?何を食べているんだ。」「日本の女性はきれいだな。」などど質問責めに合い、そのうち現地の食べ物(もち米や郷土食)を食べさしてくれる。そこで打ち解けると「うちの娘をお嫁にどうだい?」などと冗談かどうかわからないような話をされたりするのが面白い。一時の楽しい時間を過ごし、別れの時が来る。村人は「マーマイナ(また来いよな)とは言ってくれるが、せちがなく人生を過ごしているので、そう田舎の村に何度も行けるものではない。この別れが現世でのお別れになるかもしれないとお互いになんとはなしにわかっている。その刹那に村人は「さようなら」ではなく、「チョークディーナ」と送り出してくれる。私もその言葉に頷き、「チョークディチェンカン(あなたもチョークディーでね。)」と答える。昔訪れた村や村人はどうなっているのかなと「キィッツゥン(恋しい)」している今日この頃。  


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2011年01月11日

タイ語表現9

 「Ying krataai」直訳すると「うさぎを撃つ」であるが、俗語で男性が小便をするという意味。初めてその意味を知ったときは、白い便器をうさぎに例えそれを撃つとは乙な言い回しだと感心した。日本語にも直接的に「小便に行く」と言わずに「はばかりに行く」という表現がある。「Ying krataai」もそれに近いものがあるかもしれない。若者が使っているのは聞いたことはあるが年配の人が使っているのは聞いたことから察するに、そんな上品な表現ではないのかもしれない。私自身は面白い表現だと思っていたので、タイの友達に対し使っていた。「悪ガキ」に戻ったような心境で。  


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